感想

佐藤友哉さんの『エナメルを塗った魂の比重』(文庫版)

佐藤友哉さんの『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』(文庫版)を読みました。微妙に違ってる箇所が色々ありました。千鶴ちゃんにアイス擦り付けたりしてなかった気がする。まあ記憶力があやしいのであんまり書くのはやめておこう。やっぱり佐…

浦賀和宏さんの『上手なミステリの書き方教えます』

浦賀和宏さんの『上手なミステリの書き方教えます』を読みました。そうだ、最初はパンツだった。

浦賀和宏さんの『松浦純菜の静かな世界』

浦賀さん読み返し強化月間。当たるかわからないけどサイン会に向けて、できるだけ読み返そうと思ってます。とりあえず純菜シリーズを最初から。浦賀和宏さんの『松浦純菜の静かな世界』を読みました。読み返すと、最初は八木の描写そんなにひどくないなー。…

浦賀和宏さんの『堕ちた天使と金色の悪魔』

これっぽっちもネタバレじゃないんだけど、読む人は事前情報何も入れたくないだろうから反転しておきます。だって浦賀だし。って反転したけど、アンテナには反映されてしまう。 浦賀和宏さんの『堕ちた天使と金色の悪魔』を読みました。毎度のことながら感想…

清涼院流水さんの『パーフェクト・ワールド Book.9』

清涼院流水さんの『パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.9 On the Cloud Nine〜雲の上の心地〜』を読みました。2000の単語ってどうするのかと思ったら、そんな裏技が! たまにレイの話題をエースがするとどれもひどくて噴出しそうでした。次…

霧舎巧さんの『新本格もどき』

霧舎巧さんの『新本格もどき』を読みました。新本格作家の作品をもどいた短編集。記憶喪失の主人公が探偵になりきって推理します。元の探偵がわかるとニヤニヤしてしまいます。歌野さん以外はどれも読んだことがある作品なので楽しさ倍増。タイトルに使われ…

柴田元幸さんの『バレンタイン』

柴田元幸さんの『バレンタイン』を読みました。エッセイっぽい小説。今の人生満足してるけど、他の人生にも憧れているのか昔を懐かしむような話が多かったです。

アルフレッド・ジャリさんの『超男性』

アルフレッド・ジャリさんの『超男性』読み終わりました。なんか色々すごかった。自転車で機関車と競争する章は圧巻。後半は一晩に何回性交できるか実験したり。ラストの機械に抵抗して、熱で溶けたガラスが涙のようにって、えーーー。最後まで圧倒されっぱ…

マンディアルグさんの『燠火』

マンディアルグさんの『燠火』読み終わりました。幻想的なのに現実的な。境目が見えなくて、気がついたら惹きこまれる文章でした。7編が入っています。「燠火」「ロドギューヌ」が好き。

森博嗣さんの『ZOKUDAM』

森博嗣さんの『ZOKUDAM』を読みました。え、このタイトルってガンダムっぽくしてるの? 正義の味方と悪の組織の企業努力。ほぼ脱力系森で出来ていますが、ラストの高揚感はちょっと『クレィドゥ・ザ・スカイ』を思い出します。

京極夏彦さんの『旧怪談』

京極夏彦さんの『旧怪談』を読みました。『耳嚢』の中の怪談を『新耳袋』っぽく現代風にアレンジした作品。怖い話じゃなくて、ちょっと面白い話集って感じです。昔は狐に化かされたり、憑かれたりするのが日常で通じていたんですね。『新耳袋』だと「もし自…

古処誠二さんの『敵影』

古処誠二さんの『敵影』を読みました。毎度のことながら、静かな文章なのに熱い。熱いぜ古処。めちゃくちゃ感動したんですが、この気持ちをどうやって文章にしたらいいのかわかりません。

西尾維新さんの『トリプルプレイ助悪郎』

西尾維新さんの『トリプルプレイ助悪郎』を読みました。もっとアクロバチックなトリックを使ってくるかと思ったよ! 最後まで読むと、「ああ、このタイトル!!!」って。ミステリの感想って書きづらいですね。『シリウス』掲載のときのイラスト可愛かったの…

石崎幸二さんの『首鳴き鬼の島』

石崎幸二さんの『首鳴き鬼の島』を読みました。いいですねー嵐の孤島! 思ったよりも早くうにゃうにゃで、推理がごにゃごにゃで、事件後の話がもにゃもにゃでどう終わるのかとドキドキしました。推理の核になるにゅくにゅくの説明に気を取られている隙に真相…

小林恭二さんの『本朝聊斎志異』

小林恭二さんの『本朝聊斎志異』を読みました。何時代だかよくわかりませんが、戦国時代とか古いのから、突然ロックミュージシャンが出てくる最近のまで入った短編集(主に古い)。1編が短いので、さくさく次に進めます。全体的にいい人は金持ちになる。いい…

平山瑞穂さんの『株式会社ハピネス計画』

平山瑞穂さんの『株式会社ハピネス計画』を読みました。他人の出す音が気になって気になって、そして腹が立つ! おまえは無意識にやってるんだろうが、それが私の幸せ時間を奪うんだ! とまでは書いてませんが、私もよく電車の中で1人いらいらしてるのでよく…

清涼院流水さんの『パーフェクト・ワールド Book.8』

清涼院流水さんの『パーフェクト・ワールド What a perfect world! Figure of Eight(8の字の形)』を読みました。1000の英単語とパーフェクトワールド。エースがレイに対して冷たいので、出番が減って悲しい限りです。黒レイなんか、残り毎回登場したって12…

福谷修さんの『渋谷怪談』

福谷修さんの『渋谷怪談』を読みました。夏になると怖い話が読みたくなるわけですよ。コインロッカーベイビーのさっちゃんが怖い話。何故相手(怖い霊の人)がそういうことをするのかわからないのが怖い。別に霊に限ったことではありませんが。普通だったら…

いとうせいこうさんの『虚勢訓練』

いとうせいこうさんの『虚勢訓練』を読みました。エロい短編集。つっても抜けるようなエロ本ではない。2つめの「Closet」。別れた女の残した服を着た女とセックスして、最終的には自分が着せられて攻められるのですが、最初バーコードハゲのいけてな親父を想…

機本伸司さんの『スペースプローブ』

機本伸司さんの『スペースプローブ』を読みました。もっと計画を立てる部分をしっかりみっちりやってほしかったー。そんな簡単にのっとれるのか。あと宇宙飛行士はもっとこう、沈着冷静だと思うわけですよ。ケンカしすぎ、アクシデントに弱すぎ。 前半の話し…