極上を読もう 第一回夏目漱石

非常に面白かったわけで。特にこの一文にくらくらしました。

彼は首も動かさず、尾も振らず、ただ白い塊のまま垣根にこびり付いてるだけであった。

犬ですよ、犬。犬の描写に「白い塊のまま」「こびり付いてる」ですよ。やられました。あとですね、私はもっと文章に句点をつけなくてはいけないと思いました。どこに点をつけていいかわからなくて、つけないことのが多いんです。頑張ります。

内容では六・七・八章の「或女の告白を聞くこと」がよかったです。(瓜話の方見てる人はわかると思いますけど、感想文書くのが苦手なのでこれ以上は書かないよ)

次回は井伏鱒二さんです。