極上を読もう 第一回夏目漱石

硝子戸の中(うち) (岩波文庫)

硝子戸の中(うち) (岩波文庫)

あえて有名どころではないものを選んでみました。薄かったからともいいます。実はまだ読み終わっておりません。読み終わってから書きやがれとお思いになるかもしれませんが、これが重要ポイントです。文庫でこの厚さで字もどちらかといえば大きいのに、会社帰り1時間30分で読み終わらなかったのであります。約100ページが読み終わらなかったのです。もうね、第一回から大変なことに気付いてしまいましたよ。

今まで本の読み方を間違っていました。

あー。おまえそれ、どないやねん。文章を読んで味わうとはこんなにも時間がかかるものなんですね。言葉の選び方や、句点のつけ方、見た目の美しさを味わうといつまで経っても先に進みません。これはビックリ。今までマックで30分くらいで飯食ってウマーって言ってたのに、懐石料理を2時間かけて食べたような感覚です。いやはや。

<続く>